研究室案内

 注:院生が勝手に作った物です。 研究室見学に来れなかった学生向けに雑多に書いてあります。

基本的なこと

 研究室への見学は午後にしてください。 午前中は大淵准教授・学生ともに不在の事が多いです。

 卒研生は週2回、午後に2時間半程度の輪講を行います。 前期はJohn D. Joannopoulos etc. 著Photonic Crystals Molding the Flow of Light (フォトニック結晶)、後期はAllen Taflove 著COMPUTATIIIONAL ELECTRODYNAMICS The Finite-Difference Time-Domain Method (FDTD)の本を読み学びます。(2007年度) 英文を和訳し、数式の意味を考える・検証するという形式です。 ただ和訳すれば良いというわけではありません。 実はテキストに間違いがあったりするので、数式を展開して確かめます。

 輪講が終わってから卒研のテーマが決まります。 卒研のテーマが決まるのは早くて11月、例年なら12月中ごろです。 他所の研究室と比べて遅いです。

 研究室ではOS にLinux を用いています。 1年次のコンピュータリテラシーで学んだコマンド等を使います。

 計算プログラムはFORTRAN で書かれています。 おそらく研究室に来る学生にとって、初めて使う言語と思われます。 しかしC よりは楽に使えると思います。 前期で文法は理解できます。 卒研のテーマが決まる前までには理解しないと辛いです。

 余談ですが、渡邊研、尾関研もFORTRAN を用いています。 他の理論物理研究室に興味がある人はFORTRAN を知っておくと楽です。

 今のFORTRAN コンパイラではDO ループに文番号は要りません。 また、必ず大文字で書く必要もありません。 そういった点ではFortran 90/95 に近いです。 古いFORTRAN の教科書ではそうなっていませんので注意。

 電磁気学と、量子力学や物性物理学等の3年次の科目はよく勉強しておいてください。

最近の研究に関わること

 上2つが修士論文、残り4つが卒研タイトルです。

 上1つが修士論文、残りが卒研タイトルです。